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福井ひかり法律事務所の弁護士によるコラムです。

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淡路島紀行

 2023年のゴールデンウイークは、家族で兵庫県の淡路島に旅行に行きました。淡路島は、主要4島を含めるとわが国で11番目に面積の大きい島であり、人口は主要4島と沖縄本島に次いで多く、約12万5000人の人々が暮らしています。
 特徴としては、本州とは明石海峡大橋で、四国とは大鳴門橋を通じて、それぞれ橋でつながっていることです。つまり、島でありながら、本州からも四国からも自動車で行けることが特徴です。
 
 淡路島は、これまで観光地として注目されてきた場所とは言い難いかもしれません。しかし、『古事記』でわが国で最初に創られた島とされ、「国生みの島」として元々由緒のある淡路島は、近年の観光開発もあり、注目度が上がっているように思います。
何より、本州とも四国とも橋でつながっており、それぞれの橋を経由して島内を縦断する高速道路(神戸淡路鳴門自動車道)もあることから、多くの人が行きやすく、今後ますます観光客が増えそうな予感がします。実際、私が訪れた時も、ゴールデンウイークであることの影響はあるものの、主要観光地の多くが大変混雑していました。
 
 個人的に淡路島で見応えがあった場所は、公園です。特に、明石海峡大橋のある北東部は、「淡路島国際公園都市」という名称で、兵庫県立淡路島公園や、国営明石海峡公園など多くの巨大公園が整備されています。それぞれの公園には、季節ごとの花畑があったり、巨大な植物園があったり、人気アニメとコラボした野外展示やアトラクションがあったりするなど、公園ごとに違った工夫がなされていました。公園と聞くと地味な印象を受けますが、決してそのようなことはなく、わざわざそこを訪れるためだけに遠方から泊まりがけで出かける価値のある場所でした。
瀬戸内海にある淡路島は、一年中温暖であり、気候もとても良い場所です。一度は訪れてみることをおすすめします。